システィーナ礼拝堂チケットは、バチカン美術館への入場と、一般のチケット売り場の行列を回避できる専用レーンでの優先入場をセットにしたチケットで、そのあとは自分のペースで両方を観覧できる。前を歩くガイドも、合わせるべきグループもいないので、見たいものの計画がすでにある人や、台本の説明より展示の解説板をじっくり読みたい人に向いている。
魅力は1つの数字に表れている。混雑する7月の朝なら、入場前の列だけで90分を超えることもある。このバウチャーがあればその行列は完全に不要だ。もちろん誰もが通る空港並みのセキュリティチェックの時間は別に見ておく必要があるが、スマートフォンで何週間も前に予約できたはずのチケットを買うために、炎天下で並ぶ必要はなくなる。
システィーナ礼拝堂チケットは買う価値があるのか
多くの自由旅行者にとっては、はい。目的がシスティーナ礼拝堂の天井画を見ることで、一方通行の美術館ルートを自分で歩くことに抵抗がないなら、ガイド付きの高いオプションで得られるのは主に解説であり、それは良いガイドブックでもかなり代用できる。逆に価値が薄れるのは、同じ日にサンピエトロ大聖堂の入場を確実にしたい場合や、歩きながら誰かに解説してほしい場合だ。そうした場合は、当サイトのガイド付きオプションのいずれかが向いている。
バチカン美術館のこのチケットには何が含まれているか
入場料には優先レーンを通るバチカン美術館とシスティーナ礼拝堂の入場が含まれる。ライブガイドやサンピエトロ大聖堂への入場、別売りのドームへのエレベーターは含まれない。確認メールはスマートフォンまたは印刷して持っておこう。バチカン職員が入口で読み取り、スクリーンショットでも紙と同様に通用する。
入場後はどのような流れになるか
ルートは固定の一方通行なので迷う心配はないが、思った以上に早く流されてしまうこともある。地図のギャラリー、ピオ・クレメンティーノの古代彫刻、ラファエロの間など、本当に見たい部屋を事前に2〜3つ決めておき、それ以外は早足で通り過ぎる心構えをしておくとよい。システィーナ礼拝堂自体に公式な時間制限はなく、静かに見上げている人を係員が急がせることはほとんどない。大声での会話やフラッシュ撮影だけが注意される。
このチケットはどんな人に向いているか
解説よりも自由度を重視するひとり旅やカップル、家族連れ、そして当日窓口での運任せを避けつつ予算も抑えたい人に向いている。小さな子ども連れで常に関心を引き続ける必要がある場合や、サンピエトロ大聖堂への入場を不確実な状態にしたくない場合には、あまり適していない。
料金と内容
入場料は1人5,712円から。これはバチカンの公式入場料に、時間指定予約の手数料を加えた水準に近い。この商品に子ども料金の設定はないため、子ども連れの場合は予約時に最新の選択肢を確認してほしい。キャンセル条件は良心的で、入場時刻の24時間前まで無料キャンセルができる。
アクセス
入口はヴィアーレ・ヴァティカーノ沿いにあり、地下鉄A線オッタヴィアーノ・サンピエトロ駅から徒歩10分ほど。見学時間の大半は立ったまま歩くので歩きやすい靴を用意したい。ドレスコードも厳格で、真夏でも肩とひざを隠す必要がある。何を着ればいいか迷うなら薄手のストールを持っていくと安心だ。
システィーナ礼拝堂チケット予約の裏技
できるだけ早い時間帯のチケットを取ること。午前中から徐々に混み始め、午後の早い時間にはシスティーナ礼拝堂が静かな礼拝堂というより満員電車のように感じられることもある。同じ日にサンピエトロ大聖堂も見たいなら、後回しにせずシスティーナ礼拝堂を出た直後に向かうほうがよい。大聖堂のセキュリティの列は時間が経つほど伸びていく。天井そのものについてもっと知りたい方はシスティーナ礼拝堂の歴史(Wikipedia)が、修復の経緯やミケランジェロが足場の上で過ごした4年間について詳しく解説している。
他のシスティーナ礼拝堂チケットとの比較
節約よりもガイドの解説を重視するなら、同じ部屋を生の解説付きで案内し、サンピエトロ大聖堂へのアップグレードも選べるバチカン美術館・システィーナ礼拝堂ガイド付きツアーがある。自力観覧の自由さを残しつつスマートフォンで解説も聞きたいなら、音声ガイド付きチケットを見てみてほしい。すべての選択肢を比べたい場合はシスティーナ礼拝堂チケットのホームページで全体を見渡せる。
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